冬のゴルフは「寒い・飛ばない・スコアが悪くなる」というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。
実際、気温が低くなることで体は動きにくくなり、ボールも夏ほど飛びません。
しかし一方で、冬はラフが薄く、コースマネジメントを意識しやすい季節でもあります。
考え方やクラブ選択を少し変えるだけで、冬でもスコアをまとめることは十分可能です。
この記事では、冬のゴルフ場の環境やスコアを出すための考え方、季節によるクラブ選択の違い、冬にやっておきたい練習、そして冬ゴルフに欠かせないアイテムについて詳しく解説します。
【目次】
●冬のゴルフでベストスコアは出せるのか?
●冬のゴルフ場はどんな環境なのか
●冬でもスコアを出すための考え方
●冬の状況別クラブ選択のポイント
●夏のために冬の間にやっておきたい練習
●夏と冬で変えるべきゴルフクラブ選択の違い
●いつからいつまで冬ゴルフとして考えるべきか
●冬ゴルフのための必須アイテム
●冬のゴルフでベストスコアは出せるのか?
結論から言うと、冬のゴルフでもベストスコアを出すことは条件次第で可能です。
冬は気温が低く、ボールが飛びにくいため不利に感じがちですが、その分ラフが薄く、ミスショットのダメージが少ないというメリットもあります。
無理に飛距離を求めず、ミスを減らすゴルフができる人ほど、冬はスコアがまとまりやすくなります。
●冬のゴルフ場はどんな環境なのか
冬のゴルフ場は、季節特有の環境変化があります。
- 芝が薄く、地面が硬い
- ボールが止まりにくく、ランが出やすい
- 空気が冷たく、飛距離が落ちる
- グリーンが速く感じやすい
これらを理解せずに夏と同じ感覚でプレーすると、距離感が合わずスコアを崩しやすくなります。
●冬でもスコアを出すための考え方
冬ゴルフで最も大切なのは、割り切りです。
「今日は飛ばないのが普通」と考え、無理に振らないことが重要です。
多くの場合、夏より1番手〜2番手大きめのクラブを選ぶことで、安定したショットにつながります。
また、パーを無理に狙わず、ボギーで良しとするマネジメントを心がけることで、大叩きを防ぐことができます。
●冬の状況別クラブ選択のポイント
冬はライや地面の硬さを考慮したクラブ選択が重要です。
フェアウェイが硬い場合は、無理にロングアイアンを使わず、ユーティリティやフェアウェイウッドを選ぶとミスが減ります。
グリーン周りではスピンをかけようとせず、パターや低く転がすアプローチを選択する方が安全です。
もしグリーンが凍っている場合は、逆に番手を小さいくして、手前にワンクッションしてからの方がミスが出にくくなります。
直接グリーンは狙わないほうがいいです。カーンとどこかに行ってしまう可能性があるので要注意です。
●夏のために冬の間にやっておきたい練習
冬はスコアを求めるより、ゴルフの基礎作りに最適な季節です。
- ハーフスイングや8割スイング
- ミート率重視の練習
- アプローチとパター
寒い時期に丁寧なスイングを身につけることで、夏になったときに安定したショットが打てるようになります。
●夏と冬で変えるべきゴルフクラブ選択の違い
一年中同じクラブセッティングでプレーする必要はありません。
冬は高さが出やすく、ミスに強いクラブが向いています。
一方、夏は操作性や距離感を重視したクラブ選択がしやすくなります。
季節に応じて考え方を変えることで、無理のないゴルフが可能になります。
●いつからいつまで冬ゴルフとして考えるべきか
地域差はありますが、一般的には11月後半〜4月上旬頃までが冬ゴルフと考えられます。
真冬は霜が降りる日や、最高気温が10度前後の日は、夏と同じゴルフをしない意識が大切です。
3月下旬から4月上旬は芝が生え変わる時期なので、1年で一番芝がない状況になるため、フェアウェイにあっても打ちにくく感じことがあります。
●冬ゴルフのための必須アイテム
冬ゴルフでは、スコア以前に寒さ対策が重要です。
- 防寒インナー
- ネックウォーマー
- 冬用グローブ(両手)
- カイロ
- 防風アウター
体が冷えて動かなくなると、ミスが増えやすくなります。
快適にプレーできる環境を整えることが、結果的にスコアアップにつながります。
首という文字がつく部位は、暖めたほうがいいですね。
先日、スーパーでホカロンのグッズを見つけたので、購入しました。 結構暖かいです。
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まとめ
冬のゴルフは確かに厳しい条件ですが、考え方と準備次第で十分にスコアを作ることはできます。
無理に飛ばそうとせず、クラブ選択とマネジメントを意識し、冬の間に基礎を固めること。
それが、夏のゴルフで大きな差となって表れてきます。
かなり頭を使うゴルフになりますね。
寒い季節こそ、頭をフル回転してコース戦略を考えようとする癖がつくと、夏にはドカ~ンとゴルフが上達するチャンスでもあります。
ぜひ冬ゴルフを前向きに楽しんでみてください。

