純正シャフトをそのまま使用している方、
今、方向性がバラついていたり、球が高く上がり過ぎたりしていませんか?
実は、純正シャフトが原因のケースも多いんです。
私が以前純正シャフトを使用していましたが、
現在はカスタムシャフトにして良かったんです。
今では純正シャフトは不安感が出てしまうほど、
変えて良かったので、今回のテーマは、なぜカスタムシャフトにするべきなのか、
リシャフトすると何が良いのかを体験談からご説明していきます。
もし今純正シャフトを使用しているなら、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
【目次】
●純正シャフトはどんな性能なのか
●純正シャフトの振動数からみるとかなり軟い?
●純正シャフトが合わないと感じたら
●カスタムシャフトにリシャフトして何が良かったこと
●レディースクラブもリシャフトをオススメします
●純正シャフトはどんな性能なのか
純正シャフトの硬さ(フレックス)は、ゴルフクラブのメーカーやモデルによって異なります。
一般的に、純正シャフトは特定のゴルフクラブメーカーのクラブに合わせて設計されているため、
そのクラブヘッドとの相性を考慮して硬さが調整されています。
したがって、一部の純正シャフトは硬めのフレックス(SやX)で
設計されている場合がありますが、他のクラブモデルでは柔らかいフレックス(R、SR)の
シャフトを採用している場合もあります。
これは、ゴルフクラブメーカーが自社のクラブに
適したパフォーマンスを引き出すために、適切なフレックスを選択しているからです。
ゴルフクラブメーカーは、一般的なゴルファー層を対象としているため、
純正シャフトは中間の硬さ(レギュラー)のものが多いです。
ただ、その中間の硬さのレギュラーがかなり軟らかいシャフトなので、
一般男性では方向性がばらつく恐れがあります。
ヘッドスピード40以上の方は純正シャフトはオススメできないと思います。
もし、今左右にばらついたり、ボールの高さに問題がある場合は、
純正シャフトの軟らかさが邪魔している場合もあります。
●純正シャフトの振動数からみるとかなり軟い?
純正シャフトの振動数をご存知ですか?
私が今使用しているシャフトはフジクラシャフトのSpeeder EX Blue 5 SRです。
その振動数は245cmpくらい。
それなのに、純正シャフトはほとんどが平均220とか230cpmとか。
私が使用している245cpmよりも軟らかいというのがお分かりいただけると思います。
それを男性が使用しているとなれば、シャフトが軟らかいんだから、
スイングしていたら、シャフトがしなり過ぎて方向がばらつくのもわかりますよね。
男性ならもう少ししっかりとしたシャフトが必要だと思います。
シャフトがしなるから飛ぶのは確かですが、方向性などの精度は低くなると思った方が良いと思います。
毎回左右に飛んで、林の中になるなら純正シャフトはオススメできないです。
ゴルフは飛距離も大事ですが、左右バラつくようであればスコアになりにくいです。
しっかりとしたシャフトで方向性を良くしていくことの方がスコアは断然良くなります。
ただ、非力な女性の方であれば純正シャフトもありかもしれないです。
でもスイングにより合う人合わない人がいるので、絶対おすすめではありません。
もし迷っていたらフィッティングを受けられた方が良いと思います。
●純正シャフトが合わないと感じたら
純正シャフトが合わないと感じる場合、カスタムシャフトへの変更を検討することは一つの選択肢となります。
カスタムシャフトは、ゴルファーの個別のスイング特性やニーズに合わせて作られるシャフトです。
適切なカスタムシャフトを選ぶことで、より良いスイングやパフォーマンスが期待できる場合があります。
カスタムシャフトにするとこんなメリットがあります。
①個別のフィッティングにより、ゴルファーのスイングスピード、スイングタイプ、入射角、軌道など
ゴルファーそれぞれのスイングに適した最適なシャフトを選択できます。
その結果、スイングが安定し、ボールの飛びや方向性が良くなる確率が高まります。
②カスタムシャフトは、ゴルファーのスイングに合わせて
フレックスやトルク、重量などの特性が調整されます。
これにより、ゴルファーの個別のニーズに適したシャフトを手に入れることができます。
③適切なカスタムシャフトを使用することで、
ボールの飛距離や方向性が向上する可能性が高くなります。
またゴルファーのスイングに対してカスタムシャフトのしなり方を
合わせることでスイングしやすくなります。
カスタムシャフトに変更する際は、ゴルフフィッティングのお店や専門のゴルフショップを訪れ、
プロフェッショナルなフィッターに相談することが重要です。
フィッターは、適切なシャフトや他のゴルフクラブの仕様を適切にアドバイスし、
最適な組み合わせを見つけるのに役立ちます。
ただし、カスタムシャフトは純正シャフトよりも費用がかかる場合があります。
予算に応じて判断し、必要に応じてカスタムシャフトを選択するか、
中古クラブ店で中古のカスタムシャフトに変えるのもオススメです。
●カスタムシャフトにリシャフトして何が良かったこと
カスタムシャフトに変更することによって、ゴルファーによってさまざまなメリットがあります。
①飛距離と方向性の向上
適切なフィッティングによって、より適したフレックスやトルクのカスタムシャフトに変更することで、
飛距離と方向性が向上することがあります。シャフトがゴルファーのスイングに適切に合わせられることで、
ボールのコントロールが向上する場合があります。
②安定したスイング
カスタムシャフトは、個々のゴルファーのスイング特性に合わせて調整されるため、
スイングが安定しやすくなることがあります。スイングスピードやタイミングに合ったシャフトを選択することで、
より一貫性のあるスイングが可能になります。
③フィーリングの向上
カスタムシャフトは、ゴルファーの好みや感覚に合わせて選択できます。
ゴルファーがシャフトのフィーリングを好みやすいものに調整できるため、
スイングに対する自信や快適性が向上することがあります。
④スイングの改善
カスタムシャフトは、ゴルファーの特定の課題や問題に対処することができます。
例えば、スライスやフックなどの方向性の問題を改善するために適したシャフトを選択することができます。
⑤ゴルフの楽しさと自信の向上
カスタムシャフトによって、ゴルファーはより良いパフォーマンスを得ることができ、
結果としてゴルフの楽しさや自信が向上することがあります。
自分に合ったクラブを使用することで、プレーがより楽しくなるでしょう。
ただし、カスタムシャフトに変更する際は、プロのフィッターと相談することが重要です。
適切なフィッティングを行うことで、本当に必要なカスタマイズが見つかり、良い結果を得ることができます。
●レディースクラブもリシャフトをオススメします
レディースクラブもカスタムシャフトに変更するかどうかは、
個々のゴルファーのスイング特性やニーズによって異なります。
カスタムシャフトの選択は、ゴルファーのスイングスピード、スイングタイプ、
身長、体格、お好みなどに合わせて選びます。
そのため、以下のような状況でカスタムシャフトに変更することを検討する価値があるかもしれないですね。
①スイングスピードとフレックス
スイングスピードが速いゴルファーには、
より硬いフレックスのカスタムシャフトが適している場合があります。
逆に、スイングスピードが遅いゴルファーには、柔らかめのフレックスが適している場合があります。
カスタムシャフトによって、スイングスピードに合った適切なフレックスを選択できます。
②フィーリングとコントロール
カスタムシャフトは、ゴルファーの好みやフィーリングに合わせて選択できます。
自分に合ったフィーリングのシャフトを選ぶことで、クラブをよりコントロールしやすくなる場合があります。
③方向性の改善
カスタムシャフトによって、スライスやフックなどの方向性の問題を改善することができる場合があります。
シャフトの特性を調整することで、より一貫性のあるボールの飛びを実現できる可能性があります。
④ショートアイアンのコントロール
特にショートアイアン(9番アイアンなど)は精密なコントロールが求められるショットです。
カスタムシャフトによって、ショートアイアンのコントロールが向上することがあります。
一方で、純正のレディースクラブシャフトがゴルファーのニーズに合っている場合や、
ゴルファーが自分のスイングに十分に慣れている場合は、カスタムシャフトを変更する必要がないかもしれません。
カスタムシャフトに変更する際は、プロのフィッターやゴルフショップの専門家と相談し、
適切なフィッティングを受けることをおすすめします。自分に合ったカスタムシャフトを選ぶことで、
より良いパフォーマンスとゴルフの楽しさを実現できるでしょう。
|