ロングアイアンが苦手でラフや深いライに悩んでいるあなたへ。
最近は各メーカーから「7番ユーティリティ(7U)」のラインナップが増え、アイアンの代わりに入れることでスコアが安定するケースが多くなってきました。
この記事では、ラフでも抜けが良く扱いやすい7番ユーティリティの魅力と、実際に入れてみるメリットをわかりやすくまとめます。
【目次】
●7番ユーティリティを検討する理由
●ラフでも抜けがいい理由(設計のポイント)
●ロングアイアンが苦手な人におすすめする理由
●実際に入れるときの選び方と注意点
●まとめ:迷っているならまず試してみよう
7番ユーティリティを検討する理由
ロングアイアンはミスヒットの許容範囲が狭く、特にラフや悪いライからは安定してボールを上げるのが難しいクラブです。
そこで近年注目されているのが「7番ユーティリティ」。
同じロフト帯でもユーティリティの設計はラフに強く、ボールが上がりやすくなるため、アイアンに自信がないゴルファーにとって有力な代替案になります。
ラフでも抜けがいい理由(設計のポイント)
- ソール形状が広め:ソール幅が広いことで芝を滑らせやすく、ラフでの抵抗を減らす設計になっています。
- 低重心・深重心:重心が低く深いためボールが上がりやすく、ミスヒットでも高さを確保しやすい。
- シャローフェース/丸みのあるヘッド:刺さりにくく、フェースが芝を切りながらボールを拾ってくれます。
- ロフト設定のバリエーション:7番相当のロフト(おおむね28〜34度)でアイアン落ちしない弾道が出るモデルが増えています。
ロングアイアンが苦手な人におすすめする理由
ロングアイアン(例:5番〜7番アイアン)が苦手な原因の多くは「球が上がらない」「ダフリやトップが出やすい」「方向性が安定しない」こと。
7番ユーティリティを入れると次のメリットがあります:
- 球が上がりやすくなる:低重心設計でスピンとバックスピンのバランスが取りやすく、グリーン狙いが楽になります。
- ラフでの安心感:ソール形状の恩恵で芝を滑らせやすく、ミスのダメージが減ります。
- 打ちやすさでスコアが安定:無理に苦手クラブを使い続けるより、得意なクラブで確実に距離を刻む方がスコアに直結します。
実際に入れるときの選び方と注意点
- ロフトの確認:持っている6番・7番アイアンのロフトと被らないかをチェック。被る場合は弾道や距離のつながりを意識して調整を。
- シャフトの振り感:軽すぎると方向性がバラつくこともあるので、自分のスイングに合ったシャフト硬さを選ぶ。
- 試打は必須:可能なら練習場やショップで試打して、ラフの抜け感や打感を直接確認するのが安心です。
- セットのバランス:ユーティリティを入れることでクラブ間の距離感が変わることがあるため、残りのクラブとの距離バランスを考えてセッティングを見直しましょう。
まとめ:迷っているならまず試してみよう
「苦手なクラブを無理に使い続ける」よりも、「安心して打てるクラブを1本入れる」ほうがスコアアップへの近道になりやすいです。
ロングアイアンが苦手でラフに弱いなら、7番ユーティリティは非常に有効な選択肢。まずは試打して、ラフでの抜けや扱いやすさを確認してみてください。
合えば、ラウンドの安心感がグッと上がりますよ。
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