ゴルフシーズンは日焼けが付き物ではありますが、
やはり焼かないほうがお肌にはいいです。
でもアウトドアスポーツなんだから
焼かないでプレーすることはできませんよね。
ナイターは除きますが。
そこで、アウトドアなんだから焼けてしまうけれど、
ゴルフはしたい、でもできるだけ日焼けを抑えたいという方に
日焼け防止対策、またお肌のお手入れ方法までご紹介します。
日焼け対策は1年中した方が良いので、
ぜひゴルフの際はお役立ていただければと思います。
【目次】
●日焼けすると肌はどうなるの?
●日焼け対策はどうしたらよいのか
●ラウンド後のお肌のお手入れ方法
●日焼け前に控えたほうが良い食べ物
●日焼けのダメージを軽減できる食材・栄養素
●日焼けすると肌はどうなるの?
日焼けは、肌が紫外線にさらされることで起こる反応です。
紫外線は肌の表面にあるメラニンと呼ばれる色素を活性化させ、肌を守ろうとします。
このメラニンが増加することによって、肌は日焼けするという状態になります。
日焼けの症状は、個人によって異なる場合がありますが、一般的には以下のような変化が起こります。
①肌の色が変化する: 日焼けによって肌は褐色や赤みを帯びます。
これは、メラニンの増加によって起こります。軽度の日焼けでは、
肌は褐色に変わることがありますが、強い日焼けでは赤くなることもあるので注意。
②乾燥やかゆみ: 日焼けによって肌の水分が奪われるため、乾燥感やかゆみが生じることがあります。
③肌の炎症: 強い日焼けや敏感な肌の場合、肌は炎症を起こすことがあります。
これによって、赤みや腫れ、痛みが生じることがあります。
④皮がむける: 日焼けによって肌の表面の細胞がダメージを受けると、
一定の期間後に皮がむけることがあります。
これは、新しい健康な細胞が成長して古い細胞がはがれ落ちるためです。
重要なことは、日焼けは紫外線のダメージを反映しており、
長期的には肌の老化や皮膚がんのリスクを高める可能性があるということ。
そのため、日焼け予防対策を行うことは必須ですね。
●日焼け対策はどうしたらよいのか
日焼け対策をするということは、
肌の健康を保ち、紫外線による損傷や皮膚がんのリスクを軽減するために重要です。
●日焼け止めを使う: 外での日焼け対策なら
SPF(Sun Protection Factor)50+ PA++++の
日焼け止めが一番お勧めです。ポイントは2時間ごとに塗り直すこと。
プレー中、手で塗り直す場合、その後スイング時に手が滑ることがあります。
その場合は、スプレー型の日焼け止めを一つ持ち歩くのも良いですね。
オススメはこちらです↓
●長袖、アームカバー、フェースカバー、サングラス、帽子を使用する。
最近では紫外線を通しにくい素材やUPF(Ultraviolet Protection Factor)が付与された衣料品も
発売されているので、そのような機能を取り入れるのも良いですね。
●ラウンド後はもちろん、日頃から適切なスキンケアを行い肌を健康に保ちましょう。
保湿を忘れずに行い、肌の自然なバリア機能を維持することも重要です。
ゴルフ以外でも日焼けをしてしまう場合は、
できるだけ日焼け止めを使用した方が良いようです。
窓ガラスに近い場所や車に乗っている時でも日焼けします。
ぜひご注意ください。
●ラウンド後のお肌のお手入れ方法
日焼けした当日夜には必ずお手入れはした方が良いです。
●クールダウンローション: 日焼け後には、肌を冷やして落ち着かせるためのクールダウンローションが役立ちます。
アロエベラやカモミールなどの成分が入ったものを選ぶと、肌の炎症を和らげ、クール感をもたらす効果があります。
●保湿クリームまたはローション: 日焼け後の肌は乾燥しやすくなっていますので、
保湿を重視したクリームやローションを使用しましょう。
保湿成分として、ヒアルロン酸やグリセリン、シアバターなどが含まれている製品を選ぶと良いです。
●炎症を鎮める成分を含んだクリーム: 強い日焼けや炎症を抑えるために、
カモミールエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、パンテノールなどの成分が含まれたクリームも効果的。
これらの成分は、肌の鎮静や炎症を抑える働きがあります。
●ビタミンCセラム: 日焼け後の肌には、
ビタミンCが含まれたセラムを使用すると良いでしょう。ビタミンCは抗酸化作用があり、肌の再生や色素沈着の抑制に役立ちます。
●鎮痛ジェルまたはスプレー: 日焼け後に痛みやかゆみを感じる場合は、
鎮痛ジェルやスプレーを使用して症状を軽減させることができます。
ローカル麻酔や炎症を抑える成分が含まれているものを選ぶと効果的です。
重要なのは、日焼け後の肌を刺激せずに保湿し、炎症を鎮めることです。
●日焼け前に控えたほうが良い食べ物
特定の食べ物が日焼け自体を引き起こすわけではありませんが、いくつかの食べ物は紫外線による皮膚の損傷や炎症を悪化させる可能性があります。以下に、日焼け前に控えた方が良いとされる食べ物をいくつか挙げます:
●カフェインや刺激物: カフェインやアルコールなどの刺激物は、体内の水分を排出する効果があります。
これによって脱水症状を引き起こす可能性があり、肌の水分量が減少し日焼けによるダメージを受けやすくなる恐れがあります。
●高糖質食品: 高糖質の食品や甘いお菓子は、炎症を引き起こす可能性があります。
糖分の摂取が増えると、体内の糖化反応が活性化され、細胞や組織へのダメージを引き起こす可能性があります。
●加工食品やトランス脂肪酸: 高度に加工された食品やトランス脂肪酸を含む食品は、炎症を引き起こす可能性があります。
これによって、日焼けによる肌の炎症が悪化する可能性があります。
以前は日焼け前に柑橘類やキウイ、そのほかソラレンという成分が入った食材は
食べると日焼けした場合、肌にダメージを与えると言われていましたが、
最近では、ソラレンが悪い影響を与えるわけではないという結果が出ているそうです。
●日焼けのダメージを軽減できる食材・栄養素
日焼けによる肌のダメージを軽減するために、以下の食材や栄養素が良いと言われています。
●抗酸化物質(ビタミンC、ビタミンE、カロテノイドなど):
抗酸化物質は、紫外線や酸化ストレスから肌を保護する働きがあります。
ビタミンCは柑橘類、ベリー、トマトなどに多く含まれています。
ビタミンEはナッツ、種実類、アボカド、オリーブオイルなどに豊富に含まれています。
カロテノイドはにんじん、かぼちゃ、スイートポテト、トマトなどに含まれています。
●オメガ-3脂肪酸: オメガ-3脂肪酸は、炎症を抑える効果があり、肌の健康を促進します。
青魚(サーモン、マグロ、サバ)、チアシード、亜麻の種などに含まれています。
●ポリフェノール: ポリフェノールは抗酸化作用を持ち、肌の炎症を軽減する効果があります。
緑茶、紅茶、赤ワイン、ベリー類、ダークチョコレートなどに多く含まれています。
●ビタミンA: ビタミンAは、肌の再生と修復を助ける役割があります。
にんじん、かぼちゃ、スイートポテト、レバー、卵黄などに多く含まれています。
●セレン: セレンは抗酸化作用を持ち、肌の健康をサポートします。
ブラジルナッツ、鶏肉、魚、穀物などに含まれています。
まずは日焼け対策としては、
日焼け止めクリームを塗って、バランスの良い食事、生活をすることが
日焼けのダメージを受けにくくなるということのようです。
分かっているのに、実際はできていないことが多いですよね。
改めて、お肌へのダメージを少なくできるようにしたいですね。
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