ゴルフのラウンドは、普段使わない筋肉を使ったり、長時間歩いたりするため、思っている以上に身体に負担がかかります。
そんなゴルファーにおすすめなのが「入浴によるケア」。お風呂に入ることで心身を整え、翌日の疲労を軽減する効果があると言われています。
ここではゴルフとお風呂の関係について詳しく紹介していきます。
【目次】
●前入浴の効果
●リラクゼーション効果
●後入浴の効果
●セロトニンとオキシトシンとは?
●おすすめ入浴剤
●まとめ
●前入浴の効果
ゴルフのラウンド前に入浴することで、血行が良くなり筋肉や関節が柔らかくなります。
これによりスイングの可動域が広がり、怪我の予防やショットの安定にもつながります。
前入浴で分泌される「セロトニン」は精神を安定させ、集中力アップにも効果的。
ラウンド前に軽く温まっておくことで、ゴルフのパフォーマンスが高まります。
●リラクゼーション効果
プレー後に入浴すると、温まった身体でマッサージやストレッチを行うのと同じように、疲労回復効果が高まります。
特に筋肉が柔らかくなることで、肩こりや腰の張り、足の疲れを和らげる効果があります。
また、入浴によって「オキシトシン」という“幸せホルモン”が分泌され、ゴルフ後の充実感やリラックスした気分をさらに高めてくれます。
●後入浴の効果
施術やストレッチを受けた後に再びお風呂に入ることで、神経が落ち着き、セロトニンの分泌が促されます。
これにより心身の安定を保ち、ゴルフの翌日の筋肉痛や疲労感を軽減する効果があります。
特にハードなラウンドや練習後には「後入浴」を取り入れると、見返しの疲労を防ぐことができます。
●セロトニンとオキシトシンとは?
セロトニンは、ドーパミンやノルアドレナリンと並ぶ三大神経伝達物質のひとつで、精神面の安定や集中力に深く関わります。
ゴルフ中のメンタルを安定させるためにも欠かせない存在です。
オキシトシンは「愛情ホルモン」「幸せホルモン」と呼ばれ、入浴やリラクゼーション時に分泌されます。
ゴルフ後にお風呂に入って「気持ちいい!」と感じるのは、この作用によるものです。
●おすすめ入浴剤
ゴルフで疲れた体を癒すには、入浴剤を活用するのもおすすめです。
- 炭酸ガスタイプ:血行を促進し、筋肉疲労や肩こりを和らげる。
- バスソルト:発汗作用があり、老廃物の排出をサポート。翌日のむくみ予防にも。
- アロマ系入浴剤:ラベンダーやユーカリの香りでリラックス効果が高まる。
ゴルフ後は、好みに合わせた入浴剤を取り入れて、心も体もリフレッシュしましょう。
まとめ
ゴルフは楽しいスポーツですが、身体には大きな負担がかかります。
「前入浴」で可動域を広げてショットの安定につなげ、「プレー後の入浴」で疲労を和らげ、「後入浴」で心身をリセットする。
この流れを取り入れることで、ゴルファーにとってお風呂は最高のリカバリー方法となります。
日ごろから体をほぐすことで、スイングの可動域が大きくなるので、もちろん飛距離にも影響しますね。
次回のラウンド前後には、ぜひ入浴を習慣にしてみてください。
【関連記事】ラウンド後のお風呂は必要?ゴルフ後の体の回復効果と入らない場合の違い

