ゴルフをしていてティーショットが
曲がって林に入ったりしますよね。
これはどのレベルの人でもあることです。
プロでもありますもんね。
確かにトラブル率で考えると上級者の場合は少ないですが・・・・。
例えば、ティーショットが大きくスライスして
右の林に入ったとしましょう。
あ~あ、っておもちゃいますよね。
でもまだあきらめてはいけないんですよ。
あきらめてはいけないと言いながらも、
二打目がなんとベアグラウンド※1!!!
うわぁ💦 やばいっ!!!
(※1 ベアグラウンドとは・・・・地面の土がむき出しに
なっていて芝が生えてないところ)
で、ベアグラウンドから木と木の狭い間を
抜けていかなければフェアウェイに
いけないという状況だとします。
そこで下記2つのシチュエーションを設定しました。
さて、では問題です。あなたはどちらを選択しますか?
シチュエーション⓵
真左は木と木の隙間がわりと大きくあいています。
ちょっと打てばフェアウェイに簡単に出せそうです。
シチュエーション⓶では、
左斜め前だと木と木の隙間が狭く、うまく打てないとボールが
抜けないくらいしかあいていない狭い空間があるとします。
シチュエーション⓵を選択した場合、
真左の大きな空間を使って、まずはフェアウェイにちょこんと
打って出せることができます。
そうすれば、3打目をフェアウェイから打てることになり、
グリーン上のピンが狙えるようになります。
例えばミドルホールだとした場合、ボギーで済むかもしれないですよね。
もっと良い結果が出たならパーも狙える可能性もまだ残っています。
シチュエーション➁を選択した場合、
狭い隙間しかない左斜め前を狙うことにしたら、
なんと最悪なことに木に当たってしまい逆にもっと奥に
入ってしまうかもしれません。
もちろんうまくいけばいいいですよ。
でも万が一、木に当たっていまいもっと悪い状況に・・・・💦
あの木に当たる音って
結構さみしいものがありますよね。
その狭い隙間を抜ける実力があるなら
狙うこともありだと思います。
でもそこまでの技術がない場合、
無理に狙ってよいのでしょうか。
ボギーも取れなくなり、
ダボも難しくなるかもしれません。
うまくいかなかったらダブルパーや
2ケタスコアだってあるかもしれません。
それでは、問題です。
あなたならどちらを選択しますか?
シチュエーション➀
3打目をフェアウェイからグリーンを狙いたい。
シチュエーション➁
3打目をもっとグリーンに近づけたいから、
ここは狭くても無理に狙っていきたい。
ちなみに私は今でもシチュエーション➀を
選択することが多いです。
90パーセントくらいその選択を選んでいます。
最近では⓶の場合も時々あります。
それは以前より狭い隙間でもボールが
出せるように打てる技術が
前より出てきたからというのもあります。
しかし打つ直前まで今自分が持っている技術が
通用するのかということと、
もし失敗したらスコア的に大変なことになる
という怖さの中での決断なので、
ものすごい勇気が必要になるのは本当です。
無理して難しい選択をして、木にあててしまい、
もっと変な場所にボールが行くことで
その日のゴルフが台無しです。
選択を失敗したらもっと
テンション下がりますよね。
林に入ったなら、そこから簡単な方法で無理をせず、
とりあえず林から出すことが先決です。
このホールがボギーで切り抜けられたなら
ここは大成功と言っていいんです。
このホールを無理して狭いところを
抜けようとして悪い結果になって、
トリプルボギー、ダブルパーに
なったらどう思いますか?
やっぱ、地味だけど➀でボギー狙ったほうが
断然いいと思いませんか?
ゴルフは上がってなんぼって
よく聞きますよね。
これって本当だと思うんです。
スコアが悪くて上がってきたときのみじめさ、
寂しさって本当泣きそうになります。
上がってから、あ~あ、
あの時無理しなければ良かったなぁって
後悔することがあります。
だからこそ、途中で無理したことよりも、
トラブルホールは1打でも少ないスコアで
上がることが先決なんです。
私たちはプロではなく、アマチュアなんです。
プロのトーナメントを見てると
無理して狙う場面があります。
でもプロなんですよ。
アマチュアの何倍もの高い技術を持っているんです。
アマチュアの私たちはプロがやってたから~、
な~んて真似して、その結局ものすご~く
悪いスコアになる人っていますよね。
アマチュアは自分の実力をきちんと把握して、
無理しないでボギーでいい。って思えれば
トラブルが起きたとしても80台で
上がることもできるんです。
地味だし、かっこよく見えないけど、
無理しないで、確実に次のショットを
打ちやすいところに置くようにしていけば
自然にスコアアップしていきます。
スコアを良くしたいなら
アマチュアならまず打たないこと。
だって、プロみたいにバーディが
たくさん取れないんですもんね。
っつーことで、
アマチュアゴルファーはとりあえず、
自分で自分のゴルフを難しくしないこと。
次のショットを打ちやすいところへ持っていくこと。
ちょろっても何してもいいから、
これを徹底していくと自然にスコアが
良くなってレベルが上がってきますよ。
この考え方に慣れていけば
上手いゴルファーだって言われます。
地味なゴルフであってもいいんです。
会社のコンペでも
一目置かれる存在になるの間違いなし~!!!
これ本当です。
私が今までやってきて失敗してきた経験が
今のシングルというゴルフに変わったんです。
ぜひやってみてください。