上がり3ホールで気を抜くな!最後まで崩れないゴルフの秘訣

アラフィフ女子ゴルファーのスコアアップ大作戦

アラフィフ女子ゴルファーが超初心者からシングルになるまでの25年間の体験談をご紹介。お気に入りゴルフアイテムも合わせてご紹介しています。

ゴルフスコア

上がり3ホールで気を抜くな!最後まで崩れないゴルフの秘訣

投稿日:2018年3月20日 更新日:

ラウンドが終わってカードを見返すと…「途中までは良かったのに、上がり3ホールで大たたき💦」――そんな経験、ありませんか?

18ホール・約6時間(休憩含む)の長丁場では、体力も集中力も落ちて当然。

だからこそ最後の3ホールをどう戦うかで、スコアの出来栄えが大きく変わります。

この記事では、私の体験談を交えながら、上がり3ホールで崩れないための考え方具体的な対処法
そして私が実践している「ボギーペース主義」について分かりやすくまとめました。

次のラウンドからすぐ試せますよ。


【目次】
なぜ上がり3ホールでスコアを崩すのか?
集中力を切らさないための考え方
「ボギーペース主義」で安定する理由
最後の3ホールを乗り切る具体的なコツ
まとめ

 

●なぜ上がり3ホールでスコアを崩すのか?

ゴルフは前半9ホール+後半9ホールの計18ホール。お昼休憩を挟んでも、プレー全体はおよそ6時間。
この長時間競技では、誰でも後半に疲労が溜まり、集中が途切れがちです。

さらに…

  • 気の緩み:「あと少しで終わりだ」という安心感から雑になる
  • 欲が出る:「ベスト更新できるかも」で力む・攻めすぎる
  • 感情の乱れ:ミスに怒る→判断が荒くなる→さらにミス
  • エネルギー不足:水分・糖分・塩分が足りず、身体が動かない

この4つのうちのどれか一つでも影響すると、クラブ選択もスイングも「安全第一」から外れてしまい、OBや池などの致命傷のミスに繋がります。

こういうことが何度か起きたことのある人も多いと思います。

●集中力を切らさないための考え方

全ホールで全集中は現実的ではありません。

大切なのは「1打ごとにスイッチを入れる」こと。終わったらリセット、次の1打でまたオン。これだけでミスの連鎖を止められます。

  • 合言葉を1つ決める:「次の一打」「センター狙い」「安全第一」など短い言葉で思考を固定
  • ルーティンを短く一定に:素振り1回→ターゲット確認→深呼吸1回→アドレス→打つ
  • 判断は“秒”で:迷いは疲労の元。クラブと狙いは30秒以内で決める
  • ミスの後は“事実だけ”:「右に10yd」「当たり薄い」→対策1つだけ決めて前進

●「ボギーペース主義」で安定する理由

私がキレたり崩れたりしなくなった大きな理由が、「良くてパー、悪くてもボギー」というマインド。
これをベースにすると、攻めすぎが消え、クラブ選択が保守的になり、致命傷のミス(ダブルパー級)が激減します。

  • 戦略がシンプル:ピンではなくセンター/花道狙いが基本になる
  • 感情が安定:「ボギーOK」と決めているので焦らない
  • 再現性が上がる:毎ホールの判断が一定=プレー全体が整う

結果として、上がり3ホールでも「良くてパー、悪くてもボギー」でまとめやすくなり、大たたきが消えます

スポンサーリンク

●最後の3ホールを乗り切る具体的なコツ

1)ティーショット:安全第一のクラブ選択

  • 狭いホールは無理にドライバーを使わない(3W・UT・長めのアイアンでOK)
  • 「フェアウェイ or 次が打てるラフ」なら合格。絶対にOB・池を避ける
  • ターゲットはピンではなく広いサイドやフェアウェイ中央の見える点

2)セカンド:ピン筋より“外して安全”を優先

  • 花道・安全サイドに置く意識(グリーンの傾斜とハザード位置を確認)
  • 距離が半端なら得意距離に刻む(例:80ydを残す)

3)アプローチ:寄せワンに固執しない

  • “寄せやすい球筋”を選ぶ(上げるより転がす、難しければパター)
  • ミスの幅を小さくするクラブ選択(PW・9Iのランニングは最強)

4)パッティング:入れるより“次を残さない”

  • カップ周り50cm〜1mを絶対に残さない速度感を最優先
  • ライン読みは長考しない。ルーティンを一定に

5)体調・メンタル管理:3ホール前から準備開始

  • 補給:9番・15番のティーイングエリアで水分+塩分+糖分を少量
  • 呼吸:ショット前に「4秒吸って6秒吐く」を1回でOK
  • 言葉:「ボギーでいい」「広い方へ」を心の中で復唱

6)チェックリスト(カートで読み上げ推奨)

  • このホールの絶対NGゾーンは?(OB・池・深いバンカー)
  • ティーショットの狙いどころは?(広いサイド/見える点)
  • セカンドは安全サイド or 得意距離に刻む
  • グリーンはセンター狙いでOK?
  • パットは“次を残さない速度”で打てる?

●まとめ

上がり3ホールは“崩れやすい場所”ですが、見方を変えれば“差をつけるチャンス”。
「ボギーペース主義」を土台に、安全第一・次の一打・ルーティン一定を徹底すれば、最後まで安定したプレーができます。

次のラウンドで、さっそく試してみてください。

きっとスコアカードの最後がニコッとする数字に変わりますよ。

 

 

 

 

うまくいったら、ついにやにやしてしまうかも・・・・! 楽しみですね。

 

スポンサーリンク

-ゴルフスコア
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

女性ゴルファーがフルバックティに挑戦!ティーグラウンドの種類と体験談まとめ

ゴルフを始めて間もない方でも、ティーグラウンドの名前を耳にしたことがあると思います。 「レギュラーティ」「バックティ」「レディースティ」など色々ありますが、いざ整理してみると混乱する人も多いんですよね …

冬のゴルフのコースマネージメントとは・・・。

冬にゴルフをするのは好きですか?               私の場合、ゴルフを始めた頃は、 どんなに寒くても、どんなに雨が降って …

ゴルフコースでもやってみる勇気が必要です。

ゴルフレッスンとかでスイングを直している人は たくさんいると思います。             レッスンされたことをその後もゴルフ練習場で自 …

ゴルフでスコアの良い人と悪い人の差とは?メンタル・技術・戦略の違いを解説

ゴルフをしていると、同じコースを回っているのに「なぜあの人は80台で回れるのに、 自分は100を切れないんだろう?」と感じたことはありませんか? その差は決して才能や飛距離の違いだけではありません。 …

ゴルフ上達の近道!スコアアップには絶対アプローチとパター強化。

この前、ゴルフ友達とラウンドしてきたんです。           私はレギュラーティからいつも80台。 友達はレギュラーティから100を切るという 目 …