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ゴルフスイング

ドライバーイップスは克服できる。打てなかった原因を公開。

投稿日:2022年9月22日 更新日:

ある日突然、私はドライバーイップスになりました。

ドライバーを全く振ることができなくなりました。

さて、なんでそうなってしまったのか・・・。

 

 

 

 

 

 

一番悪い時には、ドライバーが怖くてたまらなくなってしまいました。

そんな私がイップスのどん底から抜け出せた方法や

その時の心境や感覚的なお話もしていきます。

 

もし、今、うまくスイングできない、スムーズに動けないという方に

ご参考になれば幸いです。

 

【目次】
イップスになった時の自分の状況
イップスになった原因
ドライバーが怖くて振れない
右脳と左脳どちらを使うか
イップスから抜け出す方法

 

●イップスになった時の自分の状況

女子プロみたいなスイングがしたくて、日々どうやったらきれいで効率的なスイングが

できるのかをずっと考えながら練習していました。

 

効率の良いスイングをすることで、身体の負担も少なく、

クラブ自体の動きの良くなるんだから、飛距離だって自然に伸びるんだ!と

いうことを思いながら、改造に力を入れていたんです。

 

ただ、ある日突然、ドライバーが怖くて振れなくなってしまいました。

今までもスイングとしてはスムーズに振れていない感じもあったんですが、

ゴルフとしては問題なく飛んでいました。

 

でもさらに良くしたいということから、スイングを直し続けていることで

頭の中ではきれいなスイングが出来上がってるんですが、

実際動こうとすると、身体自体はその新しい動きについていけない。

 

頭と身体が別々の動きをしてしまうんです。

これが、本当不思議なんですが、腕や肩や上半身がガチガチ。

ものすごい力が入っていました。

 

イップスの最中は力が入っていることにも気づかないほど

自分が今何をしているのか、どんな風にスイングをすればいいのか

全く分からくなってしまいました。

 

その当時は、チョロや空振り、フェアウェイにも届かないほどの飛距離、

何をやっても全然うまく動けず、身体を痛めたり、力が入りすぎて肩こりがすごかったり、

もちろんスコアもびっくりするくらい悪かったですよ。

 

そしてドライバーがダメだったときは、3Wも打てなくなるし、

このままだと5Wやユーティリティまでもが悪くなっていくような

感覚になりました。

 

ただ、アプローチのような短いクラブについては

全く問題なかったんです。

 

私の場合は長いクラブが振れなくなるという症状がでました。

 

スイングを良くしようとして始めたスイング改造なのに、

まさかイップスになるとは想像もしていませんでした。

 

 

●イップスになった原因

そもそもイップスとは何か。

イップス(イップス症状)は心の葛藤(意識、無意識)により、
筋肉や神経細胞、脳細胞にまで影響を及ぼす心理的症状です。
スポーツ(野球、ゴルフ、卓球、テニス、サッカー、ダーツ、楽器等)の集中すべき場面で、
プレッシャーにより極度に緊張を生じ、無意識に筋肉の硬化を起こし、
思い通りのパフォーマンスを発揮できない症状をいいます。

イップスと検索すると、このような内容が書かれていました。

心理的症状とありますが、私的にはプレッシャーがあったのかどうか。

確かにイップスになって2か月後には試合があったので、

そのプレッシャーがあったのかもしれません。

 

イップスの症状の中に、

筋肉の硬化を起こし・・・』ということが記載されていますが、

これは事実です。無意識のうちに筋肉が硬直してガチガチになりました。

 

頭の中だけでスイングを理解しようとしていて、

上手く打とう、ちゃんと飛ばしたいという気持ちが強くなっていることが

心理的症状になり、筋肉を強張らせていたようです。

スイングを良くしようとするだけで、筋肉がガチガチになり、

でもガチガチになっていることにも気づいていない状況でした。

そんなことでは、やはりゴルフの結果は良くないことばかりで、

数か月の間、悪循環が起きていました。

 

スイングは身体でするものなのに、

頭の中で考えながら動こうとしていたので、筋肉は硬直し続けていました。

 

●ドライバーが怖くて振れない

クラブが長くなればなるほど、振れなくなっていました。

ドライバーなんて、なくていい。

キャディーバッグにも要らないんじゃないか

というくらい、怖くなっていました。

 

練習すればよいのでしょうが、

実は練習場でも全く振れなくて、

周りの人にもすごく悪いショットをお見せしていることも

恥ずかしい気持ちになっていました。

周りの人が自分のことを見ていないことはわかっていても

目が気になってしまうほど、悪かったんです。

 

コースでも打てない、練習場でも打てないという時期が続いていましたが、

私にはいつも教わっているコーチにこの状況を

思いっきりぶつけました。

 

そもそもコーチにスイングを良くしてもらうために

始めたことが、こんなことになってしまった!と文句まで行ってしまう始末。

 

コーチは悪くしようなんて思ってないんですけどね。

私は当たるところもなく、コーチが私のサンドバッグになってくれてました。

 

そこから、ひたすらどんな当たりでもいいから、

左腕1本、右腕1本で片方ずつ打ったり、

ゆっくりスイングしてスイングの仕組みを理解したり、

それを踏まえて、今度は自分の出せる目一杯の速さで

スイングしたり、試行錯誤をつづけました。

 

そんな中でも筋肉の硬直は続いていました。

ただ、そこからだんだん筋肉のこわばりに気づき始めていく

きっかけになっていきました。

 

なぜ、振れないのか。

動画を取ると、妙な動き方をしている。

力が入りすぎてギクシャクしたような動きで

スムーズには動けていないんです。

 

そんなに力が入っていたら、

何もできないということに違和感を感じて、

少しずつ上半身全体の力を抜くことも試していきました。

 

先生のレッスンと自分の中で気づいた筋肉の動かし方、緩め方を

コースに行っても、ボールはどんな結果になってもいいから、

とにかく振りぬく、振り切るということを続けていくことで

だんだん振りぬけるようになってきました。

 

そんなときはスコアは捨てて、

とにかく振っていたので平均80台前半だったスコアが

100くらいになってしまいました。

 

●右脳と左脳どちらを使うか

右脳と左脳の違いって知ってますか?

 

物事を筋道立てて考えたりするときに左脳が働き、

音楽を聞いたり直感的に何かを決めたりするときに右脳が働きます。

 

左脳を使っている人は・・・・理論派

右脳を使っている人は・・・・感覚派

一言でいえば、この感じ。

 

あなたはどちらだと思いますか?

 

私の友人は感覚派で、スイングについて考えることなく

その時の感覚で振っていくのにたいして、

私の場合は理論派。

スイングとはどうすれば効率よく身体やクラブを

動かしていけるかということをとことん突き止める。

そこには筋肉や骨、関節、軌道、クラブの重さ、シャフトのしなり方などなど、

あらゆることをじっくりと考えていました。

 

そのために自分自身も鍛えようとして、ピラティスをやっています。

 

身体の体幹を使うことで、より効率が良く動ける、

ということはクラブが速く動かせることで飛距離にもつながるという考え方。

 

ただ、右脳を使うようにするとか、左脳を使うようにするとかを

考えることも性格的なところからなのかなと思ったりもしています。

 

右脳、左脳でこんな違いがあることを知ることにより、

練習場では左脳を使って、コースでは右脳を使いながら

ひたすら目の前にある1打を振りぬくことだけ考えても良いかもしれないです。

 

●イップスから抜け出す方法

イップスから抜け出すことに、かなり考えました。

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なぜそんな動きをしてしまうのかと悲しくなったこともありました。

 

そこで、動画を何度も取って自分の動きのぎこちなさを実感していきました。

イップスは、とにかく腕や上半身に力が入りすぎている状態だと思います。

 

ということは、まず力を抜くこと。

クラブが振り子の動きをしやすくなるように、

力を抜きながら、急がず軽く振ってみる。

 

スピードは要らない。

 

まず飛ばそうとすることよりも上半身の力を抜いてスイングすることが先決

だと思います。

 

どのくらいで改善するかどうかは、人それぞれになると思います。

どのくらい力を抜きながら振ろうと根気よくできるか。

私は5か月くらいでどうにかなりましたが、

年単位の人もいるようです。

 

まずやるべきことは、力を抜くしかないです。

腕、肩、腹筋、脇腹、わきの下。

全部抜いてみてください。

 

今までとは感覚が全然違います。

その力を抜いたときの感覚を感じるようになると、

少しずつ振りやすさに気づいてくると思います。

 

それが慣れてくると少しずつ速く振れるようになり、

以前のような力の入り方になることは少なくなってきます。

 

飛距離も戻ってきます。

さらに飛んでいるときもあります。

 

とはいいつつ、イップスの時の振り方も

時々出てくるので、リハビリをするような感じで

少しずつ、軽くスイングしながら、試してみるのが良いと思います。

 

 

 

 

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