「ゴルフ中にサングラスって必要なの?」
「なんとなく眩しいけど、サングラスしていないほうが見やすいし…」
「汗をかいたりするとサングラスが邪魔なときあるし…」
そんなふうに感じていませんか?でも実は、サングラスをしないことで目に大きな負担がかかっているかもしれません。
紫外線の影響、芝目の見え方、ショットの正確性――
とは言え、あなたのプレーに大きく関わるのが、意外にも“サングラスの選び方”なんです。
この記事では、サングラスをしないと目にどんな影響があるのかを解説し、レンズの色・性能・価格帯・おすすめブランドをわかりやすく比較してご紹介します。
「どれを選べばいいかわからない」という方も、この記事を読めばあなたに合った1本が見つかるはずです!
【目次】
● ゴルフ中にサングラスは必要?
● 目に与える影響とUV対策
● レンズの色と性能について
● レンズの種類とその違い
● 見やすい vs 見にくいサングラス
● おすすめのブランドと価格比較
● 便利なサングラスケースの紹介
● まとめ
●ゴルフ中にサングラスは必要?
ゴルフは屋外スポーツ。直射日光の下で何時間もプレーすることが多く、目へのダメージは想像以上です。
サングラスはただのファッションではなく、プレーの質を左右する“必需品”とも言えます。
●目に与える影響とUV対策
長時間紫外線を浴びることで、目の疲労だけでなく白内障や加齢黄斑変性症などのリスクも高まります。
特にゴルフは地面の芝からの照り返しも強く、目に入る紫外線量が増加。UVカット機能のあるサングラスで目をしっかり保護しましょう。
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- 白内障:
目が紫外線を浴び続けると白内障のリスクが高まる。私たちの目の中にある「水晶体」は、カメラで言うところのレンズの役割を果たしています。
この水晶体が紫外線を浴びると、体内で“活性酸素”という物質が発生し、細胞内のタンパク質を酸化させてしまいます。
これが原因で水晶体が濁り、白内障が進行してしまうのです。特に、晴天の日に長時間日差しを浴びることが多いゴルファーは、知らず知らずのうちに目に大きなダメージを受けている可能性があります。
自然な色合いで見える。晴天に最適。 - 加齢黄斑変性症:加齢黄斑変性症とは、ものを見る中心部分「黄斑(おうはん)」が傷つき、視界がゆがんだりぼやけたりする病気です。
年齢とともにリスクが高まりますが、紫外線もその一因とされています。紫外線を長時間浴び続けることで、網膜にダメージが蓄積し、
黄斑部分に炎症や異常な血管が生じることがあります。特に屋外で過ごす時間が長い方は、目の健康を守るためにもサングラスでの紫外線対策が欠かせません。
- 白内障:
●レンズの色と性能について
レンズの色は見え方に大きく影響します。主な色の特徴は以下の通りです。
- グレー系:自然な色合いで見える。晴天に最適。
- ブラウン系:コントラストが強調され、芝のラインが読みやすい。
- イエロー系:曇天や夕方に適しており、明るさを補ってくれる。
- ブルー系:おしゃれ重視だが、視認性はやや落ちることも。
プレーする時間帯や天候に合わせて選ぶことで、快適さとスコアアップが期待できます。
なお、レンズの色が濃すぎると逆効果になることもあるので注意が必要です。
濃い色、暗い色のレンズをかけると、目は光を取り込もうとして瞳孔が大きく開きます。
その結果、UVカット機能が不十分なサングラスを使っていると、かえって多くの紫外線が目の奥まで届いてしまい、ダメージを受けやすくなるのです。
サングラスは「色の濃さ」よりも「紫外線カット率(UVカット率)」が重要であることを覚えておきましょう。
●レンズの種類とその違い
ゴルフ用サングラスを選ぶうえで、レンズの色だけでなく「レンズの種類」もとても重要です。ここでは代表的なレンズの種類とその特徴を紹介します。
- 遮光レンズ:強い光をカットし、目に入る光の量を抑えます。まぶしさ対策として効果的ですが、偏光機能やコントラスト強調機能はありません。
- 偏光レンズ:地面や水面などの「反射光(ギラつき)」をカットしてくれるレンズ。
芝の照り返しやカート道のギラつきを抑え、ボールやグリーンの輪郭がはっきり見えます。ゴルフに非常におすすめ。 - 調光レンズ:紫外線の量によってレンズの色が変化するタイプ。
朝の曇り空では薄め、昼間の晴天では濃くなるなど、1本で様々な天候に対応できます。
ただし変化にタイムラグがあるため、素早いプレーにはやや不向きなことも。 - コントラスト強調レンズ:芝やボールなど、特定の色の輪郭を強調する設計。
ブラウン系やアンバー系のレンズに多く、グリーンの芝目が読みやすくなると評判。 - ブルーライトカットレンズ:PCやスマホ用で知られていますが、最近は太陽光のブルーライトをカットするゴルフ用モデルも登場。
疲れ目を軽減したい人にはおすすめです。
自分のプレースタイルやプレーする時間帯、天候に合わせて、最適なレンズを選ぶことで視界が劇的に変わります!
●見やすい vs 見にくいサングラス
グリーン上でのラインが読みやすいサングラスには「コントラスト強調」「偏光」などの機能が重要です。
一方で、デザイン重視のモデルは視認性が低いこともあるため要注意。
視界のゆがみが少ない「高精度レンズ」を選ぶのもポイントです。
また、偏光レンズは反射を抑える代わりに、液晶画面が見えづらくなることがあります。
たとえば、カートに設置されているタブレット型のコース案内やスコア入力画面が、偏光レンズ越しだと黒く見えたり、表示が消えたように感じることがあります。
これは偏光フィルターと液晶の角度が干渉するために起こる現象で、偏光レンズ特有のデメリットとも言えます。
屋外では非常に見やすくなる一方で、電子機器との相性には注意が必要です。
●おすすめのブランドと価格比較
ゴルフにおすすめのサングラスブランドをいくつかご紹介します。
- OAKLEY(オークリー):プロ御用達。高性能な偏光・プリズムレンズが人気。価格帯:2万円〜4万円。
- SWANS(スワンズ):日本人の顔にフィットしやすく、コスパも良好。価格帯:1万円〜2万円。
- Ray-Ban(レイバン):スタイリッシュで普段使いもOK。視認性はやや劣るが人気。価格帯:1.5万円〜3万円。
- スポーツ量販店モデル:5,000円前後でもUVカット・偏光機能付きのモデルあり。まずは試したい人におすすめ。
●便利なサングラスケースの紹介
サングラスを長持ちさせるにはケースも重要。以下のような種類があります。
- ハードケース:しっかり保護。ゴルフバッグの中でも安心。
- ソフトケース:軽くて持ち運びやすい。日常使いに便利。
- カラビナ付きケース:バッグにぶら下げられて便利。中にはメッシュポケット付きも。
おすすめのサングラスケースはこちら:
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●まとめ
サングラスは、ゴルフの快適さとパフォーマンスを左右する重要なアイテムです。
目を守るだけでなく、芝のラインやボールの視認性も大きく変わります。
天候やプレースタイルに合わせて最適なレンズ・モデルを選び、よりよいゴルフライフを楽しみましょう!