ゴルフを始めたばかりの方や、ドライバーがなかなか安定しないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
「早くドライバーで飛ばしたい!」という気持ちは分かりますが、実は上達の近道は短いクラブから練習することにあります。
この記事では、なぜ短いクラブから練習したほうが良いのか、そしてドライバーまでスムーズにつなげるためのステップを解説していきます。
【目次】
●なぜ短いクラブから始めるべきなのか
●ドライバーから練習する人がつまずく理由
●短いクラブで身につくスイングの基本
●少しずつ長いクラブに持ち替える流れ
●まとめ
なぜ短いクラブから始めるべきなのか
ゴルフの上達には、まずウェッジから練習することをお勧めします。
ウェッジは身体が動かない状態でも長さが短いので振りやすく力が入りにくいことや、
無駄な動きをしにくいので、練習のスタートにはよいウォーミングアップになります。
ドライバーから練習する人がつまずく理由
私の考えとしては、短いクラブできちんと打てていないのに、いきなり長いドライバーを打てるわけがない、ということです。
ドライバーはクラブが長い分だけ難易度が高く、身体が硬い時には振りにくく、スイングが安定していないとミスが出やすくなります。
身体がほぐれるまでは打たないほうが良いと考えています。
短いクラブで身につくスイングの基本
ショートアイアンで正しく振れるようになると、自然に体の使い方やスイングの軸が身についてきます。
その基礎があるからこそ、長いクラブに持ち替えても安定して振れるようになるのです。
上級者ゴルファーが長いものをたくさん練習しないと聞きます。
基本の動きを身に着けるには、ショートアイアン、ウェッジが一番良いと思います。
少しずつ長いクラブに持ち替える流れ
短いクラブで基礎を固めたら、徐々に9番アイアン、7番アイアン、ユーティリティ、フェアウェイウッド・・・・と長いクラブへ進んでいきましょう。
そうすることで、スイングの再現性が高まり、自然にドライバーまで到達できるようになります。
身体も動きやすくなった時点でドライバーを持った方が、のびのびとショットができるようになります。
練習が終了するにつれて、今度は逆にドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、7番アイアン・・・・ウェッジというように、
逆回転していくのが良いです。
以前、女子プロゴルファーがテレビに出ていて、練習する内容をインタビューされていたんですが、
同じことをされていました。
皆さんも、女子プロゴルファーのマネして練習するとよいことあるかも!?
まとめ
一番にドライバーを打ちたい気持ちは分かりますが、基本はやはり短いクラブから。
(私も以前は一番飛距離の出るドライバーをすぐに打っていましたし、そればっかり練習していました。)
そこから何年もゴルフをしていることで、短いクラブの精度を上げることが大事だと気付くようになりました。
忠実に、素直にスイングを積み重ねることで、最終的にドライバーも安定して打てるようになります。
「基礎を大事に」これが上達への近道だと思っています。
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