ゴルフ場は雪が降るとすぐクローズになります。
(※クローズというのは休場ってことです。)
芝の上というのは、雪が積もりやすくて
そしてなぜか溶けにくい。
だから一度雪が降ると当分開場するまでに
時間がかかるんです。
そうなると、せっかく楽しみにしてたゴルフなのに、
プレーできないことってあるんですよね。
冬だから仕方ないんだけど、
本当がっかり・・・・💦
ゴルフ場が雪でクローズしてから、
その後、営業できるまで、
ゴルフ場は一体どうしているんでしょうか。
ただ、ひたすら雪が自然に溶けるのを
待っているのか・・・?
というわけではないんですよね。
自然に溶けるのを待っていたら
時間がかかりすぎます。
ゴルフ場だってそんなに
休場していられないですしね。
雪が降っても
ゴルファーとしては、
早くゴルフがしたい!!!!
では、雪が降ったあとの
ゴルフ場は一体、
何をしているのだろうか・・・・。
ゴルフ場の人達はどんなことをして
いるのだろうか。
除雪車を使って雪を端に寄せる。
雪の少ない関東のゴルフ場だと
除雪車の保有台数が少なく、
そして除雪車自体も小さめなんです。
広いコースを数少ない除雪車だけで
作業するには厳しいので、
除雪車だけに頼れないという状況です。
融雪剤を使う
融雪剤は炭が入っているもので、
色は黒いものを使用しています。
なぜ黒いかというと
太陽熱を吸収しやすくするためで、
あとは太陽で温められて自然に溶けるのを
待つというものです。
ただ太陽が当たらない日陰では
この効果は得られないので
使用しても意味がありません。
これは環境にもそれほど影響がないので、
植物が生えている場所でも
使えるものを使用しています。
雪踏みをする
雪踏みってなんじゃろ?って思いませんか?
そのまま字の通り、
雪を踏むということですが。
実は、キャディさんたちがコース内を
ひたすら雪を踏んで歩くのです。
ひたすら踏み続けるので
足が筋肉痛になったりします。
これを何日も何日もある程度溶けるまで
踏み続けていきます。
ただ雪を踏むだけとおもいますが、
体力的にかなりキツイ作業ですね。
シャベルやソリを使ってひたすら雪を端に寄せる
まず、そりをいくつか用意します。
子供が雪で遊ぶのに使うそりです。
キャディさんやその他スタッフ大勢で
ひたすらスコップを使って、
そのソリにどんどん雪を乗せていきます。
そしてある程度雪を乗せたら
そりを滑らしながら、
コースの端に持っていき、
とにかくフェアウェイにある雪を移動する
という作業の繰り返し。
地道な作業で、かなりの重労働です。
腰がやられます。
翌日は筋肉痛間違いなし。
雪って降っている時は
真っ白でキレイに見えたりもしますが、
その後がとにかく大変ですよね。
ゴルフ場は何日も営業できなくなり、
除雪も一苦労。
ゴルファーとしてもゴルフ場が
何日もクローズすると
当分プレーできないし、
本当困ったもんです。
キャディさんやコース作業員、
その他スタッフ大勢が
総出で作業をしているという状況。
作業されているみなさんは大変ですよね。
本当感謝ですね。
雪がまだ降りたてであればやわらかいので
作業しやすいのですが、
日にちがどんどん経ってくると
雪の下の方はカチカチに凍って
氷になってしまうのでそれを壊すのがまた大変。
雪が降らないのが一番良いのですが、
冬だし、そうもいかないですもんね。
雪が少ない冬ならいいんですけどね。
早く春にならないかなと思います。
早く緑の上でゴルフがしたいものです。
こんなに一面、緑の芝生と青い空。
早くこんな季節が来ないかなと
思うばかりです。
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