ゴルフでパット数を減らす秘訣は「自分に合ったパター選び」から!
ゴルフではショットも大事ですが、同じくらいパットもスコアに直結する重要な要素です。
どんなに短い距離でも外してしまえば1打。
せっかくパーオンしても3パットしてしまえばスコアは伸びません。
だからこそ「自分に合ったパター」を見つけることが大切です。

【目次】
●パターフィッティングを体験して気づいたこと
●パターの種類と特徴
●ヘッド形状の違い
●ネック形状の違い
●長さの違い
●まとめ
●パターフィッティングを体験して気づいたこと
私は以前からパターが苦手ではなかったのですが、どうしても「入るときと入らないとき」があり、もったいないパットを外していました。
そんな時に何気なくパターフィッティングに行ってみたところ、自分では気づけなかった驚きの事実がわかりました。
- 構えたときにフェイス面が右を向いていた
- ボールを打つ位置がフェイスの中心からズレていた
- 自分に合うのは「マレット型」だと思っていたが、実際は「ピン型」の方が合っていた
- パターのガイドライン(線)が逆に邪魔をしていた
こうした発見をもとにピン型のパターに替えたところ、2〜3メートルのパットが入るようになり、自信もつきました。
メンタル面の変化も大きく、パターに対して前向きになれたのです。
●パターの種類と特徴
パターには形や構造の違いがあり、自分のストロークや感覚に合ったものを選ぶことが重要です。
ヘッド、ネック、シャフトの種類・重さ・長さ、グリップの太さ、グリップの重さ、ライ角、ロフト角、パター全体の重さなどなど、
いろんなものを合わせることで、うちやすいパターになります。
ヘッドが大きくて、慣性モーメントがあるから安定感があるのは正しいのですが、
それが全員に良いわけではないので、そこは選ぶときにどういう球が出ているのかで見極めるのが大事です。
●簡単な見分け方
下記の状態になるなら、まずヘッドの形から試してみてください。
・左に行ってしまうことが多い → ヘッドを小さめにしてみる。
・右に行ってしまうことが多い → ヘッドを大きめにしてみる。
※これはヘッドの形だけの話ですが、もっと細かく見ていくと、ネックや長さなども調整が必要になります。
●ヘッド形状の違い
- ピンタイプ:小ぶりで操作性が高く、方向を意識しやすい。ストレートなストロークが苦手な人にもおすすめ。
- マレットタイプ:ヘッド後方が大きく安定感がある。直線的にストロークしやすく、方向性が安定しやすい。
- ネオマレットタイプ:大型で慣性モーメントが高く、ミスヒットに強い。初心者や安定性を求める人に人気。
ヘッドが大きいと安定すると言われていますが、それが逆に邪魔になる人もいます。
見た目で振りやすいかどうか、テイクバックしやすいかなど、自分がしっくりくる形を選ぶのがいいと思います。
●ネック形状の違い
- クランクネック:フェイスが真っ直ぐに見えやすく、構えやすい。開閉したい人におすすめ。
- スラントネック:オフセットが少なく、開閉したい人におすすめ。
- ベンドネック:フェースバランスのパター。開閉したくない人におすすめ。
- センターシャフト:シャフトが中央に刺さっていて、フェイスの向きを意識しやすい。真っすぐ引いて打つ人に向く。
- ゼロトルク、スワンネック:最近人気のゼロトルクパターがこのネック。開閉したくない人、真っすぐ引いて真っすぐ出したい人はこれ!
【関連記事】ゼロトルクパター徹底比較|特徴・メリット・人気モデル別の比較解説
●長さの違い
- スタンダード(34〜35インチ):一般的な長さ。多くのゴルファーに対応。
- ショート(32〜33インチ):背が低めの人や、低く構えたい人に向く。
- ロングパター:独特のストロークスタイルを持つ上級者や、安定感を重視する人に使われる。
パターの長さに合わせて前傾するのではなく、パターを持たずに自然に構えた時にどのくらい前傾するかで、長さを決めるとよいと思います。
そこで、ライ角にも影響するので、長さはきちんと調べたほうがいいです。
長すぎるとロングパットでダフる可能性もあるので要注意!
●まとめ
自分に合ったパターを見つけることで、3パットが激減し、スコアアップにつながることを実感しました。
「パターは形もネックも長さも種類が多く、正直どれがいいのかわからない」という人こそ、パターフィッティングを受けてみる価値があります。
一度フィッティングを体験すれば、自分のパター選びの基準がはっきりし、ゴルフがもっと楽しくなるはずです。
ぜひチャレンジしてみてください!
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