冬のゴルフは紫外線が弱いと思っていませんか?
実は、冬でも肌にダメージを与える「光老化」は確実に進行しています。
さらに、食べるタイミングや食材によっては、紫外線の影響を受けやすくなることもあるんです。
今回は、冬ゴルフでも油断できない日焼けの原因と、注意したい食べ物の関係についてご紹介します。
【目次】
●冬でも紫外線は油断できない!
●光老化とは?肌の老化の8割は紫外線が原因
●紫外線の影響を強める「ソラレン」とは
●ソラレンを多く含む食材と安全な食材
●冬ゴルフでの紫外線&食べ物対策
●まとめ
●冬でも紫外線は油断できない!
「冬は日差しが弱いから日焼け止めはいらない」と思われがちですが、実は紫外線(特にUVA)は1年中降り注いでいます。
UVAは肌の奥まで届き、シミやたるみなどの原因になる光老化を引き起こします。
ゴルフ場では芝生や砂、そして冬は雪の反射も加わるため、想像以上に紫外線を浴びているのです。
●光老化とは?肌の老化の8割は紫外線が原因
光老化とは、紫外線によって肌のコラーゲンやエラスチンが破壊され、シミやしわ、たるみなどを引き起こす現象です。
実際、皮膚科の研究によると、肌の老化の約8割が紫外線によるものだと言われています。
つまり「冬でも油断せず、日焼け止めを塗ること」が美肌を守る第一歩なのです。
●紫外線の影響を強める「ソラレン」とは
「ソラレン」という成分をご存じですか?
ソラレンは一部の果物や野菜に含まれる光感受性物質で、摂取した状態で日光に当たると、肌が紫外線の影響を受けやすくなるといわれています。
これは「光毒性」と呼ばれ、シミや炎症の原因になることも。
特に食後2~6時間の間は紫外線を吸収しやすい状態になるため、ゴルフ前のランチで柑橘系を食べるのは注意が必要です。
●ソラレンを多く含む食材と安全な食材
次の食材は、ソラレンを多く含むといわれています。
これらは日中やゴルフ前に食べるのを控えた方が安心です。
- レモン、オレンジ、グレープフルーツなどの柑橘類
- キウイ、セロリ、パセリ、きゅうり、ブロッコリーの茎 など
逆に、以下の食材は朝食やゴルフ前でも安心して食べられる食材です。
- トマト、いちご、バナナ、りんご、すいか、チンゲン菜、クレソン、生姜 など
ソラレンを含む食材は夕方以降に食べるのが理想的。
ただし、栄養価も高い食材なので、完全に避ける必要はなく、タイミングを意識することが大切です。
●冬ゴルフでの紫外線&食べ物対策
冬のゴルフでは、紫外線と反射光のダブルダメージに加え、冷たい風による乾燥も肌に負担をかけます。
そこでおすすめなのが以下の対策です。
- 朝はソラレンを含まない果物を選ぶ(例:りんご・いちごなど)
- 屋外に出る30分前に日焼け止めを塗る
- ラウンド中は2〜3時間おきに塗り直す
- UVカット機能付きのフェイスカバーや帽子を活用
このひと手間で、冬でも確実に「光老化」から肌を守ることができます。
特に女性ゴルファーは、季節を問わず紫外線ケア+食べ物ケアの両立が美肌維持のカギです。
●まとめ
冬のゴルフでも、紫外線による光老化は確実に進行しています。
さらに、食べるタイミングや食材選びによっても紫外線の影響が変わることを覚えておきましょう。
「冬だから大丈夫」ではなく「冬こそ丁寧にケア」が、若々しい肌を保つポイントです。
おいしいフルーツを上手に楽しみながら、日焼け止めとタイミングで肌を守っていきましょう。
【関連記事】ゴルフのための日焼け対策。肌へのダメージを減らす方法。