スコアアップ確実!上級者のラウンド思考法を取り入れる方法

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スコアアップ確実!上級者のラウンド思考法を取り入れる方法

投稿日:2018年8月7日 更新日:

ラウンド中、あなたは何を考えながらプレーしていますか?
「飛ばしたい」「100を切りたい」と意識しすぎたり、逆に「お腹すいた」「眠い」なんて雑念にとらわれてしまったり…。
実はその考え方次第でスコアは大きく変わります。

この記事では、私自身が気づいた「ラウンド中に考えるべきこと」と、さらに上級者が実践するコースの攻め方・考え方を具体的に解説します。

これを取り入れれば、ラウンドの質がぐっと上がりますよ。


【目次】
ラウンド中に考えてはいけないこと
本当に考えるべきは「次の一打」
上級者が実践するコースマネジメントの基本
上級者の具体的な攻め方(ティー〜パット別)
アマチュアがすぐに真似できる思考法と練習メニュー
まとめ:考え方を変えればスコアは変わる

 

●ラウンド中に考えてはいけないこと

ラウンドでやりがちなNG思考は、結局ミスを呼びます。具体的には:

  • フォームを直そうと細部ばかり気にする(ラウンド中は変わらない)
  • いきなり飛距離を求めて力む
  • 周りに見せたい、かっこいいスイングを意識する
  • スコアに固執して焦る(1ホールでのリカバリーを見失う)

これらは練習場で直すべきことです。

コースでのパフォーマンスを落とす原因になるので、ラウンド中は頭から追い出しましょう。

ラウンド中の様子

 

 

 

 

 

●本当に考えるべきは「次の一打」

私が変えた最大のポイントはこれです。ラウンド中は「今のボールを次にどこへ置くか」だけを考えます。具体的な考え方:

  • 次に打ちやすい位置(ライ、傾斜、ハザードを避けられる場所)を優先する
  • ピンを無理に狙わない→安全に乗せてパーやボギーでまとめる
  • 各ショットでの最低限の成功条件(例:フェアウェイキープ、花道キープ、3打目を寄せやすく)を決める

この発想にすると、コースでの選択がシンプルになり、結果としてミスが減りスコアもまとまります。

●上級者が実践するコースマネジメントの基本

上級者が共通してやっていることは「リスク管理」と「確率の高い選択」を常に優先することです。ポイントを整理します:

  • リスクとリターンを数秒で判断する:狭いフェアウェイ、OB、池などリスクが高ければ安全策を取る。
  • クラブ選択は確実性重視:必要以上の飛距離よりも確実に次に繋がる距離を選ぶ(狭いホールではドライバーを使わない等)。
  • 目標は「ミスのダメージを最小化」:大崩れを避けることでトータルスコアを良くする。
  • 状況別に優先順位を持つ:風の方向、ピン位置、グリーンの状態、スコア状況(競技orラウンド)で判断基準を変える。
  • 短いショット(ウェッジ・ショートアイアン)重視:上級者は短いクラブの精度を最重要視します。ショートゲームの差がスコアに直結するため、短いものを正確に打てることを前提に攻め方を決めます。

●上級者の具体的な攻め方(ティー〜パット別)

ティーショット

  • ドライバーがベストとは限らない:狭いホールはフェアウェイウッドやユーティリティ、アイアンで安全に刻む。
  • ティーショットの目標を決める:フェアウェイ中央、広いサイド、ラフでも次が打ちやすい位置等。

セカンド(中間ショット)

  • ピンを直接狙うより「乗せやすい場所」を優先。外しても安全なサイドに置く。
  • 距離感重視:無理に飛ばさず、寄せの得意な距離で止める判断をする。

アプローチ

  • 上級者はグリーンの傾斜や芝目を事前に読み、寄せやすい位置を狙う。
  • 寄せワンを狙う際は「止めやすい球筋」「ランを使う」など手段を選ぶ。

パッティング

  • 1パットで入れるより、2パットで確実に止める戦略も有効(距離を残さない)
  • ラインを読む→打つという一連のルーティンを短く保ち、迷わない

このように、上級者は各局面で「損をしない選択」を積み重ねています。

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●アマチュアがすぐに真似できる思考法と練習メニュー

すぐに取り入れられる具体的アクションをまとめます。

すぐに真似できるコースでの思考法

  • ホールごとに「保守 or 攻め」を事前に決める(ティーショット前の1分で判断)
  • OB/池は絶対に避けるゾーンを決め、そこを避けるクラブを選ぶ
  • ピンではなくグリーンセンターや安全なエリアを狙う習慣をつける
  • スコア状況(前半/後半、競技か空ラウンドか)で攻め度合いを調整する

練習場でできるコースマネジメント練習メニュー

  • ターゲット練習:レンジのターゲットを「グリーンのセンター」「花道」「バンカー手前」などに見立てて打ち分ける
  • 距離感ゲーム:50yd/80yd/120ydを正確に打ち分け、レイアップ距離を身につける
  • 短いクラブの精度UP:ウェッジだけで30分、寄せて1パット以内を意識した練習
  • プレッシャー練習:ミスが許されないように自分ルールを作り(例:3球中2球成功で終了)メンタル管理を鍛える

上級者は短いクラブ・ショートゲームに時間を割き、そこから逆算してロングゲームの使い方を決めています。

まずはウェッジとショートアイアンを磨くことから始めてみましょう。

●まとめ:考え方を変えればスコアは変わる

ラウンド中に考えるべきはシンプルです。
「次の一打をどこに持っていくか」だけ。

スイングの細かな調整は練習場で行い、コースではコースマネジメントに徹する。

上級者がやっていること—短いクラブを磨き、リスクを最小化して確率の高い選択をする—を取り入れれば、あなたのゴルフは必ず安定します。
考え方を変えて、次のラウンドでぜひ試してみてくださいね!

応援

 

 

 

 

 

(補足)ラウンド前に「このホールは攻める/守る」を決めるチェックリストを作っておくと、当日の判断がラクになります。ぜひお試しを。

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