ゴルフスイングで「体の回転が大事」とよく言われます。
しかし実際に体をスムーズに回転させるために欠かせないのが肩甲骨の動きです。
肩甲骨は腕と体をつなぐ大切なパーツであり、その可動域が広いほどスイングは大きく、しなやかになります。
今回は「ゴルフと肩甲骨の関係」について、分かりやすく解説していきます。
【目次】
● 肩甲骨がゴルフに与える影響とは?
● 肩甲骨が硬いと起こるデメリット
● 肩甲骨を柔らかくするメリット
● 今日からできる肩甲骨ストレッチ
● まとめ:肩甲骨を動かして理想のスイングへ
●肩甲骨がゴルフに与える影響とは?
肩甲骨は背中にある「自由度の高い関節」で、ゴルフスイングに大きな役割を果たします。
肩甲骨の動きがしなやかだと、腕の動きがスムーズになり、上半身の回転も自然と大きくなります。
つまり、飛距離・方向性・再現性すべてに関わる重要なポイントなのです。
●肩甲骨が硬いと起こるデメリット
- テイクバックが小さくなり、スイングが窮屈に感じる
- クラブを振り抜けず、飛距離が伸びない
- 腕だけで打つ癖がつき、スライスやトップが出やすくなる
- 肩や腰に余計な負担がかかり、ケガのリスクが高まる
肩甲骨が硬いと、下半身と上半身の「ねじれ」がうまく使えないため、効率的なスイングができません。
●肩甲骨を柔らかくするメリット
- テイクバックが大きくなり、飛距離アップにつながる
- 力まず振り抜けるので方向性が安定する
- スイングの再現性が高まり、スコアが安定する
- 肩や背中の柔軟性が増し、ケガ予防にもなる
プロゴルファーのしなやかなスイングは、肩甲骨の可動域がしっかり確保されているからこそ実現できています。
●今日からできる肩甲骨ストレッチ
肩甲骨を柔らかくするためには、日常的なストレッチが効果的です。おすすめをいくつか紹介します。
- 肩回しストレッチ:両肩を大きく前後に回してほぐす
- タオルストレッチ:タオルを後ろで持ち、上下に引っ張って肩甲骨を動かす
- 両手バンザイ伸ばし:腕を真上に伸ばし、背筋を意識して肩甲骨を寄せる
- 壁押しストレッチ:壁に手をついて背中を伸ばし、肩甲骨の動きを感じる
どれも1日数分でできるので、ラウンド前や就寝前に取り入れると効果的です。
●肩甲骨を柔らかくするアイテムもいろいろあるので、それを利用するのもいいですね。
●まとめ:肩甲骨を動かして理想のスイングへ
肩甲骨はゴルフスイングの「隠れた主役」です。
動きが硬いと飛距離も方向性も安定しませんが、柔らかくすることでスイングは大きく変わります。
肩甲骨を意識して動かす習慣をつければ、もっと楽に、もっと飛ぶゴルフが手に入ります。
毎日のちょっとしたストレッチから始めてみませんか?
【関連記事】ホットヨガスタジオLAVAに通うのはゴルフ上達のため。ヨガの効果とは?