先日のラウンドで驚いた体験。カートを降りたら目の前に「蚊の塊」のようなものがふわふわ浮かんでいて、
気づくとそれが私の頭の上を丸い柱のように飛んでいました。やだ~!
動いてもずっとついてくる…これ、刺す蚊じゃないの?と思ったら、
その正体は ユスリカ(非吸血性の小さなハエの仲間)でした。
この記事ではユスリカの正体、なぜ集まるのか、ゴルフ場でできる簡単な対策までわかりやすく解説します。
【目次】
● ユスリカって何?(正体)
● なぜゴルフ場で「塊」になって飛ぶの?(習性)
● ユスリカは刺す?害はあるの?
● ゴルフ場でできる対策(即効性あり)
● おすすめアイテム(虫よけ・服装など)
● まとめ
●ユスリカって何?(正体)
ユスリカは蚊に似た小さなハエの仲間で、体長はおおむね2〜10mm程度。
見た目が蚊に似ているため「蚊だ!」と思うことが多いですが、ユスリカの多くは人を刺さない(血を吸わない)種類です。
幼虫は水辺や湿った土の中で育つため、池や小川のあるゴルフ場では発生源が近く、ラウンド中に出会いやすい虫です。
●なぜゴルフ場で「塊」になって飛ぶの?(習性)
ユスリカは繁殖や交尾のために「集団で飛ぶ(スウォーム)」習性があります。
特にオスがメスを待つときに柱状や塊状の群れを作ることがあり、人や木、柱、日差しの差など「目に付きやすい目印」の周りに群れができやすいのです。
結果として、人がその近くを通ると“その人の周りをまとわりつく”ように見えることがあります。
小さい虫が塊になってるんですよね。
●ユスリカは刺す?害はあるの?
- 刺さない種類が多い:基本的に吸血性は低く、人を刺すことはほとんどありません(稀に例外もあります)。
- 直接の健康被害は少ない:刺されてかゆくなるといった被害は少ないですが、集団で飛ばれると不快感・吸い込みのリスクはあります。
- アレルギーや衛生面:アレルギー体質の人は、目や喉に刺激を感じることがあるため注意が必要です。また大量発生すると衛生的に気になる人もいます。
●ゴルフ場でできる対策(即効性あり)
私がラウンドで実際にやって役に立った&おすすめの簡単対策は次の通りです:
- 帽子・キャップをかぶる:頭上の群れを物理的にブロックします。つばのある帽子が有効。
- サングラス着用:目に虫が入るのを防げます。
- ゆっくり移動する:群れは目印に集まるため、慌てて手で払うよりゆっくり離れると自然に散ることが多いです。
- 虫よけスプレーを事前に使用:肌や服に使えるスプレーで近寄りにくくできます(下の「おすすめアイテム」参照)。
- 体をチェック:ラウンド後に服や肌に虫が付いていないか確認(マダニ対策としても重要)。
●おすすめアイテム(虫よけ・服装・便利グッズ)
ユスリカ対策であると便利なアイテムをピックアップしました。
- 肌用虫よけスプレー(イカリジン配合など):肌に直接使えるタイプで、汗をかいても効果が持続しやすいものを選ぶと安心です。
- 服に使える防虫スプレー:洋服やハットにかけておけば虫が寄り付きにくくなります。洗濯で効果が落ちるタイプもあるので注意。
- 軽量キャップ/つば広ハット:頭上の群れを物理的に遮るアイテム。風通しの良い素材がおすすめ。
- 偏光サングラス:視界良好・目の保護+虫の侵入を減らす効果あり。
- 携帯用虫よけリストバンド/首掛け式虫よけ:直接肌に吹きかけたくない人向けの代替策。
ちょっとした裏ワザ
群れに遭遇したら、帽子でそっと頭上を覆ってからその場をゆっくり離れてみてください。
自分の頭の上にユスリカが集まってしまった場合は、自分の頭の高さに近い物や、更に高い物を見つけたらその目標物に近づく事でユスリカが次の目標物に移動する事があります。
この時に自分はしゃがむなど低い状態になりつつ移動するとついて来にくくなります。
また群れは目印を失うと比較的早く散ることが多いです。
寒冷化するとユスリカは活動が落ちるので、晩秋になると自然に減ります。
●まとめ
ゴルフ場で見かける「蚊の塊」の正体はユスリカの群れであることが多く、刺すことは稀で直接の被害は少ないものの、不快感や吸い込みのリスクは無視できません。
帽子・サングラス・虫よけなどの簡単な対策をしておけば、ラウンドをぐっと快適にできます。
次回ラウンドのときは、虫対策グッズをひとつバッグに入れておくと安心ですよ!
追記:この記事を読んで「私も昨日同じ目にあった!」という方や、ユスリカ対策のおすすめグッズがあればコメントで教えてくださいね。どんどん情報交換しましょう!
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