ゴルフを始めたいけど「クラブって何を揃えればいいの?」と迷っていませんか?
この記事では、初心者でも迷わず揃えられるクラブの選び方と、あると便利な小物チェックリストをまとめました。
これを読めば、必要なものが一目でわかり、ラウンドデビューも安心です。
【目次】
●まず知っておきたい基本方針:フルセットは不要、やさしさ重視
●最初に揃える本数と内訳(初心者セットの例)
●クラブ選びのポイント5つ(ヘッド・ロフト・長さ・重さ・シャフト)
●予算別の買い方:新品/中古/セットの使い分け
●初心者セット+小物チェックリスト(必須・あると便利)
●まとめ:失敗しない購入手順と次の一歩
●まず知っておきたい基本方針:フルセットは不要、やさしさ重視
はじめてのクラブ選びは、「全部入り」より「必要最小限+やさしさ重視」が正解。
最初はフルセット(14本)をそろえなくてもOK。
芯を外しても前に進みやすい大型ヘッド・ワイドソール・深重心のモデルを選ぶと、ラウンドの成功体験が増えて上達が早まります。
- 目標:まっすぐ前に進む打球を増やす(飛距離より再現性)
- 基準:やさしさ(ミスへの強さ)>ブランド名>価格
- 買い方:まずは必要本数をそろえ、使いながら不足分を足す
●最初に揃える本数と内訳(初心者セットの例)
下の7~8本構成なら、練習~コースまで十分対応できます。
【推奨7~8本セット例】
- ドライバー(高慣性モーメント&10.5°以上)
- フェアウェイウッド 5W または ユーティリティ(24°前後)
- アイアン:7I・8I・9I
- PW(ピッチング)・SW(サンド)
- パター
ポイント:ロングアイアン(4I~5I)は難度高め。UTで代用が定番。
●クラブ選びのポイント5つ(ヘッド・ロフト・長さ・重さ・シャフト)
- ヘッド形状:大きめ&キャビティバック(アイアン)はミスに強い。
- ロフト角:ドライバーは10.5~11.5°目安。球が上がらない人は大きめロフト。
- クラブ長さ:「短め=当てやすい」。長すぎるドライバーは曲がりの元。
- 総重量とバランス:軽すぎると振り急ぎ、重すぎると疲れる。まずは標準域から。
- シャフト硬さ&種類:
- ヘッドスピードが分からない場合はR(カーボン)から。
- 力に自信があっても、最初は柔らかめでリズム重視が成功しやすい。
迷ったら「当てやすさ>飛距離」基準で選ぶと失敗が減ります。
●予算別の買い方:新品/中古/セットの使い分け
予算感 | おすすめ構成 | メリット/注意点 |
---|---|---|
~3万円 | 中古の初心者セット(7~8本) | 最安で一式揃う/状態を要チェック |
3~6万円 | 中古:ドライバー+UT+アイアン6本+パター | コスパ◎/番手間のつながりを確認 |
6~10万円 | 新品スターターセット(キャディバッグ付もあり) | 保証が安心/後でUT・SWを足しやすい |
10万円~ | 新品ミックス(やさしい単品モデルを選択) | 自分好みに最適化/選定に時間が必要 |
中古のコツ:フェース・ソールの傷、シャフトのひび、グリップの摩耗を確認。
新品のコツ:後から買い足す前提で「やさしいベース」を選ぶ。
●初心者セット+小物チェックリスト(必須・あると便利)
【必須アイテム】
- キャディバッグ(スタンド or カート)
- ゴルフシューズ(スパイク or スパイクレス)
- グローブ(サイズ要試着・予備1枚あると安心)
- ゴルフボール(最初は安価 or ロストボールでOK/最低1ダース)
- ティー(ドライバー用40~50mm、ショート用)
- マーカー&グリーンフォーク
- パターカバー(落下防止でマグネット式が便利)
【あると便利】
- 帽子/サンバイザー、サングラス(日差し・熱中症対策)
- タオル(汗拭き&クラブ拭き用で2枚)
- ボールケース、ラインマーカー(識別用ペン)、ティー入れポーチ
- 距離計(レーザー or GPS)※後からでOK
- レインウェア・傘・防水ポーチ、防水スプレー(天候対策)
- 日焼け止め・虫よけ・絆創膏・カイロ(季節対策)
【初心者のよくある勘違い】
・「クラブセット=小物も全部入り」→多くは別売りです。
・ボールは高級品でなくOK。まずは失くす前提でコスパ重視。
・シューズとグローブは試着最優先(サイズ合わないと怪我&ミスの元)。
●まとめ:失敗しない購入手順と次の一歩
- 必要本数を決める:推奨7~8本でスタート
- やさしさ重視で選定:大型ヘッド、ワイドソール、ロフト大きめ
- 予算配分:クラブ7~8割/小物2~3割
- 試打・試着:可能なら店舗でドライバーとパター、シューズ&グローブは必ず試す
- 小物をチェックリストで漏れ防止:当日「足りない」をゼロに
- 次の一歩:使いながら不足番手(UT・ウェッジ)を少しずつ追加
まずは「当てやすさ」と「前に進む安心感」づくりから。
基礎が固まったら、最新モデルの比較や番手の最適化に進みましょう。